Khalsa Sada Anand

Khalsa Sada Anand(カルサ・サダアナンド)アメリカ生まれ。
5歳のときに重い病気にかかり入院。その時の経験から、自分を含め、辛い思いをしている患者たちに必要なのは、治療、薬、
そしてそれ以上に家族や医師との会話、コミュニケーションだと感じる。患者の心のケアの大切さを痛感し、自分は医者になっ
て患者の心を救えるようになろう、そう決意し、父親が医者であったことから、その後病院へ通い父親の回診についてまわるなど、
医師と患者のコミュニケーションを実際に見ていった。
そして医者になるために大学で勉強をしていたが、医師は患者の心のケアをする余裕が持てないほど忙しく、また治療・薬に頼って
しまっているという現実にぶつかり、悩んでいた。
そのときに出会ったのがヨガ。
心にあるストレスや葛藤、潜在意識をクリアにしていき、健康的な身体と強い精神力をつくり保っていくという考えに、自分の求
めていたものはコレだ!と確信。自身も、持病だったひどい腰痛が治るなど、その効果を実感。始めはハタヨガを2年間、スワミ・サチ・ダナンダに学ぶ。
その後偶然にヨギ・バジャンに出会い、彼の教えるクンダリーニヨガの教えに衝撃と感銘を受けた。
そしてアメリカ・サンフランシスコに近い”クンダリーニヨガ・アシュラム”に15年間住む。
クンダリーニヨガ・アシュラム・・・クンダリーニヨガ・コミュニティー/ホーム。
スピリチュアルな人たちが 集まり、ヨギ・バジャンの教えである、『3HO』(Healthy,Happy,Holy Organization・・・健康、幸福、
神聖さを目指す組織)を 掲げ、ヨガ&ナチュラルライフを実践しながら人々が生活している。ヨギ・バジャンも定期的に訪れ、ヨガを教えた。)
そこでは毎朝4時に起きてヨガをすることから1日が始まる。不幸や分離、葛藤を抱える世の中に対し、ここでは皆が個人優先ではなく、お互いを
気遣い支えあうというグループ意識を持っており、ヨガライフ、ベジタリアンライフを通じて自然のリズムにあわせた生活をすることで、
より健康で、幸福で、神聖な(3HO)人生を目指している。
学生時代に交換留学生として来日したことがあるカルサは、日本人の思想や、神道、仏教などの文化に触れ、そのスピリチュアリティーの深
さに感銘を受けていた。日本人として代々受け継がれてきている潜在的な感覚や、古くから伝わる文化などから、もともと人々のなかには深い
自然への信仰心や豊かなスピリチュアル的感覚が根付いているのだということに驚いたという。
またそれがヨガの教えにも通じていると感じたことから、ヨガ・ティーチャーになったあとも、日本への想いは深く、日本にクンダリーニヨガ
を広めたいと考えていた。
迷っていたある日、ヨギ・バジャンは強く彼に言った。
「ずっとそのことを私に話し続けているのに、どうして行動しないんだ!
もう半年も前に日本に行っているべきではなかったのか!」と。
そしてその次の日、住む場所も、どうやって生活していくかも考えないまま、カルサは日本へと発った。
関西に身をおき、ヨガを教えながら、ヨギ・バジャンを創始者とする健康食品会社「ゴールデンテンプル」から商品を輸入する、
㈲ゴールデンテンプルジャパンを設立
世界中で愛飲されているオーガニックのハーブとスパイスをブレンドしたヒーリングティー【Yogi tea(ヨギティー)】を主
に取扱い、ベジタリアン、ヨガをする人たち、健康を意識している人たちを中心に広がっている。
神戸に住んでいるときに阪神大震災を経験。
ヨガを教えていた場所も、生徒も、なくなってしまい、途方にくれるがなんとか再出発をきる。
中学生になる女の子のパパでもあるカルサは、現在は奈良県に住み、神戸・大阪を中心にヨガを教えながら、生駒山中にあるヨガ道場では、
人の心と身体にエネルギーを取り戻すための様々なイベントやワークショップを定期的に行っている。
関西に加えて、これからは関東方面でもワークショップやクンダリーニヨガ・ティーチャーズトレーニンングなどを行っていく予定。
「日本に来てから、良いことも大変だったこともあるが、その全ての経験に意味があり、そして今につながっていることに、深く感謝している。